湘南を探検・・・なつとうだい2
どの花からも、大きな緑色の実がとび出している。
元気のいいお嬢さんが、ちょっと外の空気を吸いに出て、お腹が大きくなって、戻りずらくなったようだ。
じつはこの花、めしべだけの雌花と、おしべだけの雄花が紅色の苞につつまれて、一つの花のように見えているのである。
花びらと思った紅色の苞は、もとがくっついて筒状になり、先が四つに分かれている。
その一つ一つが三日月形をして、花びら代わりになっている。
雌花の柄は、花のまん中をつきぬけて曲がり、その先に大きな子房をつけている。
やがてお嬢さんは、丸々と肥った三ツ子を産む。
湘南地方のトウダイグサの仲間は、ノウルシ、タカトウダイ、コニシキソウなどおよそ七種類記録されている。
どこを切っても白い乳が出、雌花がとび出しているのが特徴である。