失敗ダイエット1
そんなときにこういわれたのです。
「ももが太いね」何気ないひと言でした。
もちろん、そういった人に悪気があったはずはありません。
あるいは十八歳のいまなら、笑ってやりすごすごともできたはずです。
一六〇センチ、四六キロとそんなに太っていたわけではないのですから……。
けれど、当時の私には、ショック以外のなにものでもありませんでした。
悲しいほど暗い気持ちに引き落とされました。
「絶対ダイエットしてみせる」
私は、ショックに打ちのめされそうな中でこう決心して、ヘアケア 無添加でなく猛然とダイエットをはじめたのです。
自己流ダイエットで夏休みが終わった十月には、一ニキロの減量に成功し、三四キロになりました。
そこに大きな落とし穴があったのです。
毎年リレーの選手であった私は、当然のようにその年も選手に選ばれ、練習に参加しました。
ところが、運動着姿の私を見るみんなの目が普通ではないのです。