"戦国の世"を生きる
愚直で頑固で、少し意固地な男がいました。
日頃から会社のありかたに義憤を感じて、必要以上に家庭内で正義を振りかざしていたのかもしれません。
息子はそれに感化されたのでしょうか。
自分のことが"上司としても、部下としても、使いにくいなあ"と分かりかけたときは、50の坂が見えていました。
俺はやはり、世間知らず、人間音痴だったのか・・・
息子はそれを少し受け継いでいるのだろうか・・・。
「父さんはね、お前のいない間、これを仏壇に供えて拝んでいたよ。
いつか、この人たちのお力をお借りするときがくるって。
父さんはお前が心配でならなかったのよ」。